VUでは、バッグや財布といったレザープロダクトに、
鹿革(ディアレザー)を使用しています。
使用している鹿革は、江戸時代から続く国内の老舗レザーメーカーによって製造されたもの。
素材そのものの質感と、長く使い続けられる耐久性を重視し、
装飾や加工に頼らず、革本来の完成度を生かしています。
鹿革は「レザーのカシミア」とも呼ばれるほど、
柔らかく、しなやかで、肌に近い触感をもつ高品質な天然皮革です。
鹿特有の結合繊維構造により、
牛革に比べて軽く、水や摩擦に強く、通気性にも優れています。
使い始めから手に馴染み、
使用を重ねるほどに艶と柔らかさが増し、
時間とともに風合いが静かに深まっていきます。
VUでは、同じ鹿革の中でも、
鹿の種類による質感や厚みの違いに着目し、
プロダクトの性格に応じて素材を使い分けています。
軽やかでしなやかな質感を生かしたディアレザーは、
バッグや財布など、日常的に使うレザーアイテムに広く用いられ、
扱いやすさと心地よい手触りをもたらします。
エルクレザーも鹿革の一種で、
より厚みがあり、ふっくらとした量感を備えた素材です。
鹿革特有の柔らかさを保ちながら、
立体感や存在感が求められるバッグなどに適しています。
いずれも鹿革であることに変わりはありませんが、
その厚みや触感、佇まいには明確な個性があります。
VUでは、
素材の違いを誇張するのではなく、
デザインや用途の中で自然に生かすことを大切にしています。
軽さ、柔らかさ、耐久性。
そして、使い続けることで育っていく表情。
この鹿革は、
VUのバッグや財布における「日常に寄り添う価値」を
静かに支える、重要な素材のひとつです。